2004年 09月 17日 ( 1 )
K-martの行方
  今日プリンターのインクを買いに行こうと思ったときに、久しぶりにK-martに行ってみることにしました。  僕の町では大型スーパーが二つあって、一つがそのK-mart,もう一つはWal-Mart.  約一年前ぐらいに以前の日記でWal-Martのことを書いたけど、Wal-Martはアメリカ(いや世界で)最大規模のスーパーである。  その強い販売力に負けたK-martは約一年半前にChapter11(アメリカの連邦破産法)を宣告し、外部の力を借りて新たなスタートを切ったはずだった。。。

  そんなK-martが今どうなってるのか次いでだから見てみるか、ぐらいの軽い気持ちでお店に入ってみると。。。賑わいというものが全くない!!
平日午後9時とは言え、Wal-martなら沢山のお客がいて駐車場にもそれなりの数の車が止まっている。  だが、問題のK-martは”お店やってるのか?”というぐらい車が少ない。イコール、客が少ない。 ちなみに数えてみたけど、車は20台ぐらいしか止まっていなく、また客と思われる車は4台ぐらい(店の入り口の近くに止めてあった為)。 大袈裟ではないが、明らかに店員の方が多かった。  もう一大スーパーマーケットとは言えない位の人気のなさである。  

  帰ってきて心配になった僕はInternetでK-martの現在を調べてみたけど、驚くことに”黒字”に転換してる。  その理由はどうやら多くの店を閉鎖したこと、社員数を削減したことと、宣伝費を下げたことによるらしい。 また、閉鎖したお店を売ることにより(Home Depot & Searsに)一時的な利益を得ている。(新聞からの情報)  数字を見れば黒字だけど、実際のお店の売り上げは落ち込んでいるのは明らかだと思う。  やはり破産宣告をしたことによってお客が完全にWal-martもしくは他の店に流れ込み、そのお客を呼び戻すほどの行動をまだ取ってないのが実情。 宣伝費を削減して、また多くの社員を首にしただけでも来客数は減るのは当たり前である。

  また、Wal-martとの対決で一番差を付けられてしまった物流関係の情報処理システムがまだ発達してないらしい。 Wal-martはこの情報処理システムをうまく使い、限られたスペースの中で多くの種類の商品を置くことに成功。  売り上げ、在庫等の情報を全てコンピューター化して売り上げの流れを予測して、必要な数だけの商品を瞬時に取り寄せるシステムを作ったのである。 一つの商品の在庫を減らすことによって多くの商品が置ける、という仕組みになっている。  これによって、お客のニーズに適った商品が常に置かれてる状態になり、自然とお客は”ここに来れば何でもそろう!”という気持ちになってしまうのである!!(お上手!)  またWal-martは安いという概念がお客にはある。

  このシステムを導入するには莫大な資本金が必要で、そのお金が無いという辛い立場にK-martはいるのかもしれない。  またこれだけ大規模なスーパーだから全てのお店にシステムを導入するには時間がかかり過ぎる。  システム導入が失敗すればそれはそれで莫大な損失を得ることになるから、安易に行動できるものでもないという本当にどうしようもない立場に居るのである。  このままどんどん規模を縮小して中規模スーパーとしてまた始めていくのか、また他のスーパーと合併して何かの特色を得て路線を変えていくのか、正念場のK-mart, この敗者復活戦で見事勝ち抜けることを期待している。
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by takuearth | 2004-09-17 15:53 | たまにはテニスも



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