ライダーカップ
現在アメリカでは2年に一回行われる”ライダーカップ”が開催中である。
アメリカ代表対ヨーロッパ代表。
普段ゴルフは個人競技だが、このときばかりは団体競技に変わるのである。
だから簡単に個人能力だけで勝負が決まらないのがこの大会の醍醐味。

当初、この試合はアメリカがダントツ有利と言われてた。
世界ランキングをみてもアメリカは上位の人達だらけだし、
またヨーロッパ代表はヨーロッパの大会を中心に回ってる人達なので、
少しアメリカの大会よりレベルが下がると思われている。
アメリカで行われるのでホームアドバンテージもアメリカにあるし、
ヨーロッパの人達はみんな挑戦者の気持ちでこの大会に挑んだ。

そんな状態だから僕は勿論ヨーロッパの応援をしてた。
アンダードッグ(下馬評が低いほう)が好きなのです(笑)。

初日、4ボール(各チーム二人一組でそれぞれ自分のボールを打って、各ホールのチームどちらかのスコアーがいいほうが勝ちというシステム)、それと4サム(二人一組で一つのボールを交互に打っていくシステム)が行われた。
アメリカチームはいきなりタイガーウッズとフィルミケルソンのコンビで戦うことが公表されて、会場はとても盛り上がった。 チームの組み合わせはそれぞれのキャプテンが決める仕組みになってるのである。
対するヨーロッパは相性の良い二人を組み合わせる作戦にきた。 仲の良い二人なら試合でお互いを励ますこともあるし、何よりもそこに生まれる”ケミストリー”を期待してたのかもしれない。

蓋を開けてみれば、一日目はヨーロッパの圧勝。8試合の内6試合で勝利し、一試合を引き分けに持っていった。  初日を見ていてお互いのチーム明らかな違いがあったのはやはりコンビの仲のよさだった。  ヨーロッパはチーム全体が良い雰囲気にあり、一致団結してる様子があった。 若手の盛り上げ役セルジオガルシア、ベテランのモンティー。 試合中はヨーロッパチームは楽しんでいる様子さえ窺えた。  一方でアメリカは必ず勝たなくてはならないというプレッシャーがあったのかもしれない。  必死で戦っている姿に見れた。

二日目が終わってもその形態は変わらなかった。 午前中アメリカが4試合中2勝1敗1分に持ち込んで逆転するかと思われたが、午後の試合で1勝3敗と結局二日目も負け越してしまったのである。  統計的にはアメリカは本当にヨーロッパを勝っていた。 過去の4大大会の勝率もアメリカが高かったし、肝心のパットの上手さもアメリカが上をいっていた。  しかし、やはりこれは個人戦ではなく団体戦なんだということをよく示している。 個人の能力が高いだけでは駄目なのだ。  二日目、その二人の相性が大切だということを示した戦いがあった。 それは皮肉なことにアメリカ側、しかもタイガーウッズである。 タイガーウッズはあまり他の選手と交わらないことで知られている。 そんなタイガーでも今回参戦しているクリスライリーとは大の仲良し。 その二人は二日目の午前中の試合で組んで見事に勝ったのである。  その試合ではタイガーに笑顔も見られたし、明らかに一日目の雰囲気とは違うのである。 結局タイガーは4試合出てこの1勝しか手にしてない。  こうなってくるとキャプテンの組み合わせ、選手のことをどれだけ理解してるかという観点にメディアは注目を絞り、アメリカのキャプテン、ハルサットンの作戦がまずかったのではないかということを話し始める。

確かにヨーロッパの作戦は見事に功を奏し、このような結果になった。  僕的にはとても嬉しい経過なのであるが、少しアメリカのキャプテンに同情もし始めてる。 2年後のライダーカップは間違いなくハルサットン以外の人だろうし、ここでヨーロッパが優勝すればもう一度今回のキャプテン、バーンハーンド ランガーが選ばれる確率は高い。

明日の最終日は個人戦が12試合。ここでヨーロッパが4勝すれば優勝決定。 2日目までは団体戦の色が強かったが、最終日はまさに個人能力のガチンコ勝負。 ここでアメリカが奇跡の逆転をする可能性はあるし、ほとんどの人はそれを望んでる。 果たしてヨーロッパは最後まで集中を切らさずに戦い抜き優勝できるのか、タイガーは個人戦で勝てるのか、ヨーロッパが完全有利な状況だが最後まで気が抜けない。
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by takuearth | 2004-09-19 17:42 | 熱く語れ!~ゴルフ~
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